ホーム >黒にんにくチョコレート
発芽にんにくを熟成させると、黒にんにくができあがりますが、それまでにはとても時間がかかります。
・天日干しで2日間
・釜に入れて約3週間
その後、取り出したにんにくを2日間乾燥させることで、できあがります。
発芽にんにくの定植から考えると約2か月間かかるのです。
古くは紀元前3000年のエジプトから健康効果の高い食べ物として認知されてきたにんにくですが、黒にんにくにするとさらにその栄養素がアップします。
黒にんにく特有の成分で、体の中で悪さをする活性酸素と悪玉コレステロールがくっつくのを防いでくれます。
私たちが生きていくために、欠かせない成分の一つがアミノ酸です。黒にんにくには、「生にんにくのおよそ1.5倍」もの遊離アミノ酸を含んでいます。
黒にんにくは活性酸素など有害物質を除いて、無害に変えるポリフェノールが生ニンニクよりも豊富に含まれています。
そんな健康効果の高い黒にんにくですが、皮付きのままごろんと販売されていることや、サプリメント加工されていることが多く、美味しく食べるという習慣はあまりないようです。
そこでなんとか黒にんにくを美味しく、より多くの方に食べていただけないかと考えて発案したのが黒にんにくチョコレートなのです。
しかし、その製造には多くのハードルがありました。
当店にはチョコレート作りのノウハウがなかったため、当初は外部のチョコレートメーカーさんにお願いしようと考えました。
しかし、においを吸着しやすいチョコレートや製造ラインの機械などに黒にんにくのにおいがうつるという理由から、どのメーカーさんにも製造を引き受けていただくことができませんでした。
私たちにノウハウがなかった以上、製造はできないのですが、それでも商品化をあきらめることはできませんでした。
そこで、ある製菓会社さんにチョコレートの作り方だけでも教えていただけないかと直談判したところ、幸いにも引き受けていただくことができました。
チョコレート職人さんから直接ご指導をいただき、何も技術を持ち合わせていないところから何度も失敗を重ねて、ノウハウを習得しました。
チョコレート製造ができるようになった後は、実際にどのような味わいのチョコレートにするかを吟味しました。 黒にんにくが持つ独特の酸味と程よく合う甘味、くちどけ、香り、カカオのバランスなどいくつもの試作パターンを作り、現在の味わいになりました。
私たちガーリッシュガーリックが目指したものは、単なる黒にんにくではなく、健康習慣として毎日でも食べたくなるような美味しいもの、そして大切な方への贈り物としても選んでいただけるようなものでした。
はじめ、口の中でチョコの香りが広がり、つぎにチョコがほどよくとけ、黒にんにくの酸味とチョコの甘みとの絶妙なバランスの美味しさを楽しんだ後、最後に黒にんにくの香りがふわりと感じられる、こんな味わいを追求して作りました。
純粋にチョコレート菓子としても美味しい、そんな風に味わっていただけると幸いです。
熟成した黒にんにくはサプリメントのように加工した錠剤ではなく純粋な自然のにんにくそのものです。だから、大きさや形が様々で不揃いになります。それは自然から生まれている証なのです。 材料となる発芽にんにくはもちろん自家製。農薬や添加物を含まないオーガニックにんにくですので、安心してお召し上がりいただけます。
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